欠け
外周刃
項目 |
要因 |
対策 |
工具形状 |
ホーニングの不適 |
切れ刃外周までホーニングが取れているか確認 |
被削材の表面が硬い |
切削条件、ドリル材種の見直し |
その他 |
被削材の表面が硬い |
スケール、砂かみ等の異常部除去 |
機械周辺 |
ドリル取り付け精度の不適 |
ドリルの取り付け時の振れの確認 0.03mm以下 |
ドリル先端への切削油剤不足 |
切削油の吐出量を増やす |
工具形状 |
ドリル材種の不適 |
適正なドリル材種の使用 |
切削条件 |
送りが高すぎる |
送りを下げる |
油圧送りを避け機械送りをする |
ドリル剛性不足 |
切削速度を下げる |
条件範囲が低送りの場合、食付き時の送りを上げる |
機械、被削材の剛性不足 |
食付き時及び貫通時の送りを下げる |
機械周辺 |
機械、被削材の剛性不足 |
剛性のあるクランプ方法に変更 |
チゼル部
項目 |
要因/td>
| 対策 |
切削条件 |
送りが高すぎる/td>
| 送りを下げる |
工具形状 |
逃げ角小/td>
| 適正に再研削 |
適正なシンニングを施す |
ドリル剛性不足 |
溝長、突出し長を最小限にする |
条件範囲が低送りの場合、食付き時の送りを上げる |
ブッシュやセンタドリルによる前加工を行う |
ホーニングの不適 |
切れ刃中心部までホーニングが取れているか確認 |
機械周辺 |
機械、被削材の剛性不足/td>
| 剛性のあるクランプ方法に変更 |
その他 |
食付き面が不適/td>
| 食付き面を平坦にする |
食付き面の送りを10%ずつ下げる |
マージン部
項目 |
要因 |
対策 |
工具形状 |
ドリル剛性不足 |
溝長、突出し長を最小限にする |
機械周辺 |
機械、被削材の剛性不足 |
剛性のあるクランプ方法に変更 |
切削条件 |
食付き面、貫通時が断続切削 |
食付き面、貫通時の送りを50%程度下げる |
その他 |
食付き面、貫通時が断続切削 |
食付き面、貫通面を平坦にする |
食付き面が不適 |
ブッシュやセンタドリルによる前加工を行う |
再研削時期、再研削量不足 |
再研削時期を早める |
切れ刃のチッピング
項目 |
要因 |
対策 |
工具材種 |
ドリル材種の不適 |
ドリル材種の靭性を上げる |
工具形状 |
ドリル剛性不足 |
溝長、突出し長を最小限にする |
通り穴では抜けぎわの送りを下げる |
ドリルブッシュを使用する |
機械周辺 |
機械系の剛性不足 |
駆動系のガタ修正 |
高剛性のスピンドル、チャックの使用 |
マージンのチッピング
項目 |
要因 |
対策 |
工具材種 |
ドリル材種の不適 |
適正なドリル材種の使用 |
機械周辺 |
ドリルブッシュ寸法大 |
適正なブッシュを使用 |
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